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2010年4月30日午後3時00分。
今回、成田空港から茨城県牛久市までやってきたのにはワケがありました。
それは、あるNPO法人に伺いたかったから。
今回の旅の一番の目的といっていいそのNPOの名は・・・アサザ基金さん。
とはいえこちとらヒッチハイクの旅です。
何時に着けるかわかりません。
っていうか着けるかどうかもわかりません。
なので、とてもじゃないけどアポなど入れられるはずもなく。
アポも入れずに少しでもお話が出来ればいい、代表に会えたら奇跡!ってくらいの気持ちで立ち寄らせてもらいました。
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すいません!トイレ貸してください!
ヒッチハイクで目の前まで送っていただき、建物の前にたどり着くと、さすがにぶしつけな訪問で大丈夫か?と不安になりました。
まぁ今更なんですけど。
そうこうしていると突然!
息子が「おしっこ!」と言い出して、建物の中に入っていこうとします。
あわててそれを静止してチャイムを押そうとしていると、裏庭から女性が出てこられまして、その方への第一声。
「あっ、すいません!トイレ貸してもらえませんか?」
アサザ基金に来たかった理由
僕とアサザ基金との出会いは、週刊ダイヤモンドというビジネス誌です。
あるとき、その雑誌にアサザ基金代表理事である飯島博さんのコラムが掲載されていました。
そこには「全体最適」と「部分最適」について書かれていました。
僕はこの2つの言葉がすごく心に響いて、それ以来、NPOの役割について考えるようになったんです。
(それがある意味で今につながっているといえる)
会って話を聞いたら、また何か変わるかもしれない。
そんな想いを胸に、僕はこの旅でアサザ基金を目指すことにして・・・なんとか無事にたどり着くことが出来たというわけです。
お会いしてまず何を話すか。
いろんなお話をしましたが、伝わったことはたったひとつだったと思います。
「僕がこうしてヒッチハイクをしているのは、飯島さんのおかげです!」
思うは招く
トイレをお借りしたあとは、僕が何者で、なぜやってきたのかをお話しました。
すると、事務所のスタッフさんが「飯島さん今日はどうだっけ?」とスケジュールの確認をしてくださいました。
結果、お休みだったのに「30分ほどでそっちに行くから待っててもらって」ということになりました。
これ、本当にすごいことです!
奇跡です!!
何が奇跡って?
1年の半分以上を外出している代表理事が、ヒッチハイクでやってきたその日、たまたま家にいるとか。
そして、何よりも忙しい代表理事が、息子とヒッチハイクでやってきた何処の馬の骨ともわからない人と会ってくれるとか。
逆なら怪しすぎるので普通会いませんよ(笑)
しばらくすると、ごくごく普通のおっちゃんが自転車でやってきました。(ホンマ失礼な話!)
彼が、アサザ基金代表理事の飯島博さんです。
彼の第一声は「こんにちは。遠いところからはるばるようこそ」。
それから、事務所の中で2時間半くらい、霞ヶ浦のことやNPOや行政の現状やあり方などなど、たくさんのことをお話させていただきました。
代表とアポも取らずに2時間半。
今考えると礼儀知らずにもほどがある。
そんな無礼な僕に対しても、本当に最後の最後まで皆さん笑顔で、記念撮影にも快く応じてくださいました。
また、何かのご縁でぜひお会いしたいと思います。
次はきちんとアポをとって(笑)
帰りしなに聞いたところ、伺った日は実はお休みの日だったそうです。
だけど、何人も出てこられてたんですね。
皆さんを見てるとホントにここでの仕事が好きなんだろうなぁと感じました。
だからお会いできたという・・・ありがたいことです。
その後は、スタッフさんにつくば市まで送っていただきました。
つくば市は通称「つくられたまち」。
建物が立ち並ぶなか、直線が何kmも続く延びるなんとも不自然な街並み。
ここにある某大学は、卒業生の話によると心が病んでいく人がとても多いそうです。
なんとなくわかる気がします。
さて、つくばに降り立つとすっかり夜です。
さて、このあとはどうなる?
つづく。
篠田 厚志
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