おやこでヒッチハイクってどうよ③

2010年に息子(3歳)と父親(30歳)、おやこでヒッチハイクをしたアホがおりました。
そう、篠田です。

懐かしいですねー。

振り返るともう6年前、まだ僕がファザーリング・ジャパン関西に出会う前、「父親ならではの子育て」を自分なりに追求しての答えが、ヒッチハイクでした(⇒これまでの記事はコチラ)。

 

誰にも頼ることなく子どもの責任を持つ

当時から、人からイクメンと呼ばれるくらいには、子どもに関わっていたと思います。

でも、いろいろあって、結局自分1人ではたいして出来てへんなぁと感じたんですよね。

 

たとえばおむつ替え。
家ではオムツ替えられる父親はずいぶん増えましたよね。

でも、外出時だとどうでしょう。
当時は女性用トイレにしかおむつ交換台がなかったのでやむを得ないところもありましたが、やっぱり母親が多くないですか?

結局のところ、夫婦一緒やと母親に甘えてしまうんですよね。

 

たとえば子どもの食事。
乳幼児のご飯をサポートする父親はずいぶん増えましたよね。

でも、外出時だとどうでしょう。
なんだかんだいって、子どもの隣で補助するのって母親が多くないですか?

結局のところ、夫婦一緒やと母親に甘えてしまうんですよね。

をするを食べさせたり、あげたりする父親もヒッチハイクに行こうと思った大きなきっかけのひとつです。

 

たとえば子どもの着替え。
・・・もうどれもこれもおんなじです。

結局のところ、1人ではなんにもできてないただのいいとこ取りでした。

 

そういう現状の関わり方を変えたい!
妻に甘えずに、自分1人で子どもの面倒を見続けたい!

そう思ったことが、ヒッチハイクに向かわせた理由のひとつだったんですよね。

 

誰もやったことのないことに挑む

あの頃はいろいろありました・・・。
別にやさぐれてたわけではなくてね。

以前少しだけふれていますが、29歳で「あぁ、俺、死ぬかもしれへん」って本気で考えさせられる出来事があったわけです。

それ以来、自分の行動のベースが大きく変わっていきました。
子どもの価値観を広げ、たくましく人生を歩んでほしい。

そのためには、自分自身の価値観を広げていかないと、と思うようになったんですね。

いわゆる「パラダイムシフト」というやつです。

 

とはいえ、自分で起こすのはなかなか難しいわけですよ。

どうすれば、自分でパラダイムシフトを起こすことが出来るのか。
簡単なのはやったことのないことをする、というものです。

でも、それってこれまでやりたいと思わなかったからやらなかったわけですね。

自分の価値意識がかわったところでなかなかできるものではありません。

 

考えに考えたあげく、たどり着いた答えが・・・「誰もやったことないことをやる」でした。

それをはじめてやるのが自分なんて、チャレンジャーとしてモチベーションあがるじゃないですか!
(多くの父親はそうだと思うんですよね。)

その考えに至って実現したのが、誰もやったことのない(であろう)おやこヒッチハイクだったわけです。

 

誰もやったことのない子育てがパラダイムシフトを起こす

自分の価値観や世界観がガラリと変わる瞬間、それをパラダイムシフトと言います。

価値観や世界観っていうのは、小さい頃からの積み重ねです。

つまり、子どもの価値観、世界観は親のそれとほぼ同意だと僕は考えます。

 

僕の子どもは今、10歳です。

自分なりにパラダイムシフトがおきたこともあり、10歳の僕よりもはるかに多様な価値観と世界観を持っています。

見ていてとっても楽しい。
子育ての醍醐味やなと思います。
面倒なこともありますけどね。

 

誰もやったことのないことと子育ての組み合わせ。

これこそが、僕は父親ならではの子育て難じゃないかなって思うんです。

こういう考えが浸透すれば、子育てはもっともっと楽しくなると思います。

ヒッチハイクはもう無理かもしれませんが、パラダイムシフトを起こす「何か」は、これからも考えて形にしていきたいと思います。

 

以上、旅と子育ての親和性の高さ、ずっと前から気づいていた篠田でした。

 


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篠田 厚志

篠田 厚志

理事長 / おやこヒッチハイカーファザーリング・ジャパン関西
三児の父親。安定の大阪府庁を退職し、NPOの世界へ。 父親の子育てはやれと言われてやるもんじゃなく、できる仕組みを作ることが大切。「父親の子育てをヤバくする」をミッションに活動するファザーリング・ジャパン関西の理事長を務める。[⇒詳細プロフィール]