20160422-01

事務局の島津です。

娘のハナシ4話目(第一話第二話名づけ編)の名づけ編(決定!)です。

今回は、名前を決めるまでのアプローチを、本に沿って書いてみたいと思います。

なんとなくルール

ひじょーーにゆるいタイトルですが、まずはここからが名づけの第一歩となっています。

これは、夫婦で名前のルールを「なんとなく」決める事。

我が家では

・1人目の名前が3文字だったので、2文字で。
・植物にちなんだものにしたい。
・キラキラネームっぽくないのがいい。
・「しまづ〇〇です」っと娘になりきって自己紹介してみたときに違和感がないかどうか。

というルールができました。

他にも、「日本人らしい名前」とか「年をとっても使いやすい名前」とか、「シュッと都会的なイメージ」などあるそうですが、まさに夫婦にしかわからない夫婦ルールですね。

選ぼう4つのコース

次のステージに「想いからコース」「響きからコース」「言葉・漢字からコース」「大切なモノからコース」という4つがあります。

これらは、行き来しながら、選びながら進んでもOKです。

前回のブログの僕たち夫婦の名づけの決め方で、相性がよかったのは「響きからコース」っということになります。

「なんて呼びたいか?」というアプローチから出てきた最終まで残っていたのはこの3つ。

「あさちゃん、まきちゃん、ことちゃん」という響き。

この「響き」を大切にしながら、他に込めたい「想い」は無いか?使ってみたい「漢字」は無いか?を、
なんとなくルールと照らし合わせながら出していきます。

この辺りは、本の後ろにワークシートもついていますが、それに沿ってとにかく出していきます。

こうして、「響き」コースをベースに、「想い」「言葉・漢字」「大切なモノ」を行き来していくうちに、漢字も決まってきました。

名前の誕生

「茉」という漢字に出会った時に「これだ!」っと思いました。

「茉」は「まつ」という感じで、「茉莉花(マツリカ)」というジャスミンの花の一種に使われる漢字でした。

①茉莉花は4月5月に花をつけること
②花言葉が女の子にぴったり。(「愛らしさ」「気立てのよさ」「愛嬌の良い」など)
③花名である”ジャスミン”は、ペルシア語で「神からの贈り物」という意味

この漢字を使いたい事もあり、「あさちゃん、まきちゃん、ことちゃん」のうち、「まきちゃん」の「ま」に「茉」を当てはめる事にしました。

「き」はどうしようか?

「希、季、貴、紀、輝、祈、、、、、、」たくさんありますが、ここは「想い」を再び夫婦で話し会います。

「生み出していく、作り出していく、と言う意味で「生」はどうだろうか?作るん好きやろ?」

という妻の言葉もあり、【生醤油うどん】でも使われる「生」を「き」と読むことにしました。

こうして、「茉生」と書いて「まき」と読む名前が誕生しました。

めでたしめでたし!

 

いかがでしたでしょうか?

この本には、137人の137通りの名前への想いやアプローチ、考え方等がギッシリつまっており、それぞれにドラマがあることをがわかります。

名づけは一生の中で、できた子どもの数分しか体験できない貴重な時間です。

そこへの楽しみ方の1つとして、こういう本を元に段階的に整理しながら決めていくというアプローチも是非、参考にしてみてください。

さ、出生届出しにいかないと、、、、あ、今日日曜日だ、、、


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島津 聖

ダンボール王子 / 事務局長ファザーリング・ジャパン関西
2016年4月よりファザーリング・ジャパン関西の事務局長に就任。[⇒詳細プロフィール]